Love Birthday‥
「私も……ずっと志則の傍にいきたかった。
志則に触れたかった……」
ずっと感じてた。
だけど言えなかった。
二人の関係はいけないことだってわかってるから。
だから、傍にいたいっていう思いにブレーキをかけてた。
それがわかってるのに求めてしまう自分を汚いって思う。
自分をそんなふうに思いたくなくて、
純粋になりたくて、
汚れている素直な気持ちに蓋をしてた。
本当は私
志則に抱かれたい――。