意地悪な男と恋をはじめます。
二人が少し話を始めようか。というときに、注文した料理がテーブルに届いた。タイミング悪い!と心では思ってたが、来たら食べるしかない。

「そうね・・・いただきます。」

「俺もいただきます。」

桜楽が頼んだのは、ミートソースパスタ。それに対し洸は、オムライス。
なぜそれにしたのか聞けば、「気分」とだけ、返された。

食事をすすめてると、洸が口を開いた。

「もし気になるなら、小学生のころの写真探すといいよ。今は、それしか言えない。思い出そうとする努力は、認めてあげるよ、桜楽さん。」
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