意地悪な男と恋をはじめます。
ある日俺は、親の目を盗んで一人で公園に行ったんだ。小学校一年といえ、親からしたらいつ体調崩すかわからない。だから、いつもは誰かと一緒に公園行ってた。けどその日は一人で行ってみたくなった。

「あなた1人?」

「うん・・・。友達あまりいないから。」

一人で遊んでる俺に、話しかけてくれた子がいたんだ。それはもう同い年くらいの女の子。

「そう、わたしはさくらっていうの。あなたは?」


「こう・・・やのこう。」

「こう、一人なら一緒に遊びましょ!」

「う、うん。」
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