それでも 求めてる
第2章 助けて…?

ビリリリリ

無機質なケータイのアラームで

目が覚める。

「朝か…」

結局昨日は、何も食べずお風呂だけ入って寝た。

朝になってもひとり。

母はまだ部屋に閉じこもってる。

兄も、帰ってはないらしい。

まぁもう大学生だしね…。

適当にお弁当を作り

パンを食べながら家を出る。
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