皆様への感謝をこめて

 運が良かった・・・といえばそれまでです。

 でも、やっぱりチャレンジしない人には、どんな運も回ってこないだろうし・・・努力しなかった人は、回ってきた運も生かすことは出来ないと思います。


 そういう意味では、私はラッキーなのかな・・・と思います。


 下手に賞なんて取らず、1000部というボーダーラインつきの、デビュー。


 これが、売れなければ次がない・・・というプレッシャーの中での出版。


 ある意味、デビューして、安心・・・なんて気の緩みも一切来ないわけですから・・・。



 万が一、本が売れたら、今度からずっとそんなプレッシャーの中で書き続けなければいけないわけで、出版の形としては悪くないと、自分では考えています。


 ただ、それと同時に思うことが・・・。


 あきらめ時があるとしたら、ここだろうという思いもあります。


 つまり、いつまで小説を書き続けるのか・・・・という自分への問いに、終止符を打つとしたら、ここなのだろうとも、考えています。


 本を出すことで、一応のゴールです。


 これが、売れなければ次がなく、最後となるわけで・・・。


 そういう意味では、やれることをやった上で、あきらめることが出来るというものです。


 だから、コレが最後になってしまう可能性だってあります。


 正直、これで失敗したら、私は筆を置こうとも考えています。


 まぁ、出版までこぎつけたのだから、後に子供が出来たときや、冥土のおじいちゃんにも、自慢できるしね^^b


 こう見えても、俺は本を書いていて、出版まで行ったことあるんだぞ~・・・売れなかったけど^^;

 なんて話も出来るものです^^


 これが、最後になるのか、それとも糧となるのか・・・。


 正直な話、後者であることを強く願っています。


 だって、まだ書きたい話だって、練っているストーリだって、たくさんあるのだから・・・。


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