それは、ナイショの恋*【短編集】
「香鈴って、意外と女の子なんだね!」




私がそう言うと香鈴ななんだか照れていた。まったくカワイイんだから!




「奈緒こそ、いるじゃないの。」





「いないよ?」





私は、まだ恋していないよ?




香鈴ってば、変なこと言うんだから〜





「そろそろ来る頃じゃない?」





「……………あー、来るね。」






私たちがため息を着いてしばらく待っていると、ドア付近から私を呼ぶ大きな声が聞こえてくる。







「奈緒さーん!」




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