知り合い以上友達未満
知り合い



プシュー、と電車のドアが開く。




ドアの右側から電車に足を踏み入れる。




席は全部埋まってて、チラホラと立っている人。




あたしは迷いなく、右前の座席の前のつり革につかまる。




ここが、わたしの定位置。
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