私の彼氏は専属SP!?
ギィィィ

舞姫「…失礼します………」

その部屋は日当たりがいいのか日が差して一瞬目が開けれなかった。


「やぁ、よく来たね。」


そこには森山総理が立っていた。

後ろから二人も入ってくる。
「総理お久しぶりです。」

そう2人が言っているのを聞いて改めてこの人が森山総理なんだなぁと、実感した。

総理「あぁ、久しぶり。皆月くんも成宮くんもお疲れそして、守ってくれてありがとう………ん?確か天空くんも一緒だと聞いていたが?」

どうやら、2人は皆月さんと成宮さんというらしい。皆月くんと呼ぶときに冷たい男の人の方を見ていたからキャラメルをくれた人は成宮さんらしい。

皆月「あぁ、アイツなら今着替えてますよ。」
総理「そうか。確かにあの格好のままじゃ可哀想だしな。」

天空?もしかして助けてくれたソラという女性のことだろうか。にしても、女性にも〈くん〉なんだなぁ。

総理「じゃぁ、それじゃ本題に移ろうか。」 
森山総理がそう言うとさっきまで談笑で和んでいた空気にピリッと緊張が走った。
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