私の彼氏は専属SP！？

総理「そうか……。結花子がそんな事をいったのか……結花子らしい。だが、全て事実なんだ。君は私の娘なんだ。私の話を聞いてくれるかい？」
舞姫「はい。」


総理「私がまだ若くて政治家になったばかりのとき大変だった。君のお母さんとは大学の時から付き合っていてね。私が政治家になったら、結婚しようと約束していたんだ。だけどね、結花子が私との子供を妊娠してしまって、私の両親はそれを浮気している！不純だ！と決めつけて結婚を許してくれなくてね…………。」

舞姫「…………。」

総理「そうやって月日が過ぎて、ついに結花子は出産した。少ししてからDNA鑑定をすると、やっぱり私と結花子の子供だった。だが、両親はそれを信じず…………それでも、戦った。子供には、《舞姫》と名付けた。だが、その数日後、結花子は遂に………

舞姫を連れて私の前から消えてしまった。」

舞姫（お母さん………。）

総理「私はショックでね総理大臣になったら、結花子と舞姫を見つけれるかもしれない。そう思って必死に勉強して信頼も得て、総理大臣になった。不純な動機で笑うだろう？」

舞姫「いえ……少し素敵です。」

総理「ありがとう。それでね、ついに結花子を見つけたんだ。見つけた時にはもうすでに結花子は癌で苦しんで病院のベッドの上だった。週に一回はお見舞いへ行き舞姫の成長した姿を写真で見せてもらったりしてたんだ。」

総理「会いたいという気持ちがたかぶってきて、でも私は舞姫に会う資格は無いという事にようやく気づいたんだ。もちろん、結花子にも……。」