春夏秋冬キミがいた
ぶつかった衝撃で私は壁に背中をぶつけ、男子生徒も急いでいたのかお互いに派手にぶつかったせいで、男子生徒が私に向かって倒れてくる。

びっくりして、思わず目をぎゅっと閉じる。

そっと目を開けると、背中を壁にくっつけた私の顔の横には、両側に男子生徒の手が、まるで壁を押してるような形であって。
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