春夏秋冬キミがいた
私はお昼休みに楓くんを屋上へと続く階段に呼び出した。
楓くんは階段で私を見つけると、少し照れたような笑顔で会釈した。
「………返事、ですか。」
「うん。あのねー、楓くん。返事なんだけど…あの…私でよければ、お付き合いしていただければなと…」
返事のセリフなんて、とくに何も考えていなかったから、緊張して思わず敬語で話してしまう。
楓くんは階段で私を見つけると、少し照れたような笑顔で会釈した。
「………返事、ですか。」
「うん。あのねー、楓くん。返事なんだけど…あの…私でよければ、お付き合いしていただければなと…」
返事のセリフなんて、とくに何も考えていなかったから、緊張して思わず敬語で話してしまう。