春夏秋冬キミがいた
「美咲さん。俺、美咲さんのこと、めっちゃ大事にします。美咲さんのこと、めっちゃ守ります。俺、美咲さんが、すっげー好きです。」

「…うん。ありがとう、楓くん。」


男の子に抱き締められると、めちゃくちゃドキドキする。
頭がクラクラする。

だけど、なんだか安心して。
もっとずっと、こうしていたくて。

めちゃくちゃ恥ずかしいんだけど、私はそっと、楓くんの華奢な背中に両手を回した。








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