春夏秋冬キミがいた
「え!?いいよ楓くん!これくらい、自分のお金で買うよ!」

「いーのいーの。」

「よくない!」

楓くんは、私がお財布を出す前に会計をすませていた。

「はい。美咲さんにプレゼント!」

楓くんは、私の首に手を回して、ネックレスを着けてくれた。
ゴールドのハートのネックレスが、私の首もとでキラキラと輝く。

「…ありがとう!」
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