春夏秋冬キミがいた
「美咲。行くぞ。」

海斗は、そう言いながら突然私の手首を掴んだ。

「はぁ!?ちょ、行くってどこに!?」

私の手首を掴んでいる海斗の手を振り払おうとするんだけど、私の手首を掴む海斗の力は強くてなかなか振り払えない。

そして海斗は、私の手首を掴んだまま、坂道を上がりだした。

海斗、一体どーゆーつもり?
何か企んでるの?
< 74 / 152 >

この作品をシェア

pagetop