春夏秋冬キミがいた
……ヒューー……パッ!、ドカーーン!!

坂道を上がりきった瞬間、真っ暗な夜空に、大きな音と共に大きな花が咲いた。

「…な、なにここ…!」

長い坂道を上がると、今までにないくらい、大きく、キレイに花火が見えた。
私が毎年花火を見る橋の上よりも、よく見える。

「こんなキレイに花火見れるとこあるなんて、知らなかった!!」
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