春夏秋冬キミがいた
「俺、去年ここ見つけてさ。去年もここに美咲連れてこようとしたんだけど、美咲呼びに行った時にはもう花火終わってて。“来年は絶対美咲連れてここで花火見る”って、決めてたんだ。」
私の隣で、視線は花火からそらさずに言う海斗の手は、私の手首を掴んだまま。
花火を見ながらそう話す海斗の瞳には、花火が映っていて、なんだかキレイ。
「…てかさ、海斗。何で私なの?」
「え?」
「何で私をここに連れてこようと思ったの?なぜ私??」
私の隣で、視線は花火からそらさずに言う海斗の手は、私の手首を掴んだまま。
花火を見ながらそう話す海斗の瞳には、花火が映っていて、なんだかキレイ。
「…てかさ、海斗。何で私なの?」
「え?」
「何で私をここに連れてこようと思ったの?なぜ私??」