春夏秋冬キミがいた
どうして海斗は手首を掴む力を強くしたのか、分からないけど。
海斗、なんか今日変だけど。

とくに気にせず、視線を海斗から夜空に移して、大きくて咲く花火を眺めた。



夜空に咲く花火は、私と海斗をそっと照らした。


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