春夏秋冬キミがいた
本当は、もっと楓くんと一緒にいる時間増やしたいし、帰りも一緒に帰りたいけど、楓くんが忙しいなら仕方ない。

楓くんは毎朝私に「今日も一緒に帰れないんだ、美咲さんごめんね」って謝る。

本当は、そんなの嫌だって言いたいけど、そんなこと言って楓くんを困らせたくないから、私はいつも笑顔を作って「いいよ、部活頑張ってね」って、言う。
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