悪夢
((つぎの日))

((ガラガラッ

『おはよう』

「「「…」」」

はぁ。あいつがいなければ友達もできたのかな。

てか、名前なんだっけ???

たしか…鳥居なんつったっけな…

ま、いっか、鳥でいいやww

鳥は金持ちだし、誰も逆らえないのか…

わたしはそう考えながら席へ向かった。


だが。

私の席にはべっとりとのりが塗られていた。

((キーンコーンカーンコーン

運悪く学活のチャイムが鳴り先生が入ってきた。

「おーい席付けー」

クスクスと笑う声、こちらを見る哀れみの目

痛いほど伝わってくる。

「夕凪??はやく座れ?はじめるぞ? 」


『はい…』


私は座った。

みんなの笑い声が聞こえる。

だけど私へのいじめはこんなのでは済まされなかった。


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