生徒会長は世界一大嫌いな二重人格イケメン男
その後も二人で仕事をこなしていき、

全て終わった頃にはもう暗かった。


「お疲れ様でした。それじゃあ。」

「送ってくよ。」

「…え?」

「女の子を暗い中一人で歩かせる
なんて駄目でしょ。」

「いや、私みたいな見た目なら誰も
襲っては来ませんよ?」

「それでも女の子は女の子。
きちんと送っていかないと、男と
しておかしいから。」

「いえ、本当に大丈夫です。
学校から家まで近いですし…」

「…いいから黙って送られてくれない
かな?(ニコッ)」

「?!…はい…。」

「よかった、じゃあ、帰ろっか。」


…まただ。

またあの目が笑っていない笑顔。

ただただ恐怖でしかないが、あの笑み

に対して言えることはただ1つ。

逆らえば大変なことになる、という

ことだ。


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