雲の隙間の青空





「…早波千歳。」





ずっとさっきみたいに笑ってたらいいのに。





なんて、ふと思う。





「素直じゃん?千歳ちゃん??」




ばかにしたように私の顔を覗き込んでくる。





カーッと自分でもわかるくらい顔が赤くなる。





「真っ赤!かわいー」





だまされるな、千歳!!





こいつは悪魔だ!!
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