雲の隙間の青空





「俺死んだから、もう彼女かどうかわかんないけど。」





悲しい目。





そんな目をするから、いじわるの一つをいってやろうかと思ったが言葉はひっこんでしまった。





「好きなんだね、隼人」





「…ああ」





どこかさみしげで。





ほっておくなんてできないじゃん……。
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