雲の隙間の青空
あれから隼人は私の家にすむようになった。
すむっていってもご飯とかはたべないから、正確には私について歩くようになった、かな。
さすがに着替えのときとかはうしろを向いててもらってる。
毎日のようにけんかをしている私たち。
ほんと、よく一緒にいるなって感じ。
「それじゃ、どうしようか」
隼人の情報によればその彼女さんの名前は、河瀬花(かわせはな)。
隼人と私は同い年で、花さんは私たちの一つしたらしい。
つまり、花さんは中3。
二人は幼馴染らしく、仲も相当いいらしい。