雲の隙間の青空





「あ、駅」





空中に浮いている隼人は私よりひとあし先に駅へと入る。





シャラン





音が頭に響く。





「駅かな」





私は駅へとはいっていった。





シャラン





…いる。





どこだろ。





私はあたりを見渡した。





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