雲の隙間の青空





「隼人ってお金持ち…?」





「違う違う」





ははっと隼人は笑った。





いや、絶対お金持ちだ。




どっからどう見てもお金持ちだ!!





「そんなことより早くインターホン押せよ」




「わかってます!…じゃあ、いくよ!」





私はインターホンを押した。





花さんのことがわかりますように。





そう思ったらなぜか心がすこし痛んだ。





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