雲の隙間の青空





ピンポーン…





「はい、」





聞こえた声は女の人の声だった。





隼人のお母さんかな…。





「私、隼人さんの友人で…。」





私の隣では隼人が真剣な顔で立っていた。





「隼人の…?」





それからがチャッと切れる音がして、中から女の人が出てきた。





「…こんにちは」





私は頭を下げた。





「…中に入って。」





私は中へと入った。




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