雲の隙間の青空





ドキン…と胸が高鳴る。





「それで、今日はどんな用事?」





ソファに座った隼人のお母さんは私に尋ねた。





「あ、えっと。お聞きしたいことが…」





私の前に座る隼人のお母さんは少しやつれていて。




隼人を失ったことのつらさが伝わってくるようだった。





私は、私の隣に座る隼人に少しだけ目線をやった。





隼人はこくりとうなずいた。











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