雲の隙間の青空





「…え?」





「あんな子…」





どういうこと?





二人は仲が良かったんじゃないの?





私は隼人に目線を送ろうとした。





あれ、隼人は?!





さっきまでいたはずの隼人がいなくなっていた。





すると一枚の写真が目に入った。





女の子と仲よさそうに写っている隼人。





黒いロングヘア、白い肌。




かわいい。





もしかして、この女の子が





「花さん」





私の声に気付いた隼人のお母さんが顔をあげた。





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