雲の隙間の青空





「千歳」





「ん?」




ひやっとおでこに冷たいものがあたった。





「ひゃっ!!」





「冷えぴたがわり」





そういった隼人の手は私のおでこに置かれていた。





「え?!なんで?!」





いつも触れられなかったのに、なんで?!





「触れるようになった」





意味分かんない!





なんで?!





「細かいことはいいから。はい寝るー」







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