スターデイズ





昨日はあんな別れ方だったから、先輩も結構ダメージ受けてるんじゃないかな







なのに、私、先輩に気を遣わせたくない







「ゆうり、先行ってて!」






「わ、分かった。れな頑張れ!」






私は通り過ぎたエレン先輩を必死で追いかけた。






「エレン先輩っ!!」






振り返ったエレン先輩の顔を見ると、なぜか目頭が熱くなった。






な、なんでだろ。なんで涙が。





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