スターデイズ
“でも、この恋にケリをつけたいから、フラれる前提で、告白してみる!”
私は、そう決心した。
上手い流れで、早瀬君を屋上に呼ぶことができた。
「おう、梅澤。
どうしたの。こんなトコに呼んで。」
「じ、実は‥‥
早瀬君のことが‥‥好きになってしまいました。
今日はフラれる前提で来ました。」
「ーーーー‥梅澤。
お前、俺のことそんなこと思ってくれてたんだ。
ありがとう。
俺も他の女子と違う感覚を、梅澤に持ってた。
だけど、俺、彼女居るんだ。」