<短編>あたしの飼い犬


「そんなわけないだろ?ヤるために呼び出したんだよ♪」





その瞬間、ダンッと壁に押し付けられる。





「やっ!笠原くんとはそんなんじゃないの!」





「先…輩?」





「えっ?笠原くん?」




そこにいたのは笠原くんだった。







「だってよ、笠原くん!お前がいくら好きでも美璃亜は好きにならないぜ♪」








バカにするような笑いが笠原くんの表情を変える。




「笠原くん!ごめッ…「先輩!ちょっと来て!」




グイッと引かれ、体育館裏に連れて行かれた。





「笠原くん!」







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