<短編>あたしの飼い犬



「じゃあ、あたしのお願い事聞いて?あたしを大人にして?」
















笠原くんの香りが充満している部屋。





あたしはベッドに押し倒されていた。





「美璃亜…いい?」






「うん…いいよ?笠原くんなら。」










「蓮って呼んで?」




甘い彼のささやきに体は一気に熱を帯びる。



「れん…ンッ…」










重なる唇。


あたしを求めるあなたの指先。





「アッ…!ンッ…れ…ん!」
















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