恋の禁断症状

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マナの居場所を訊こうにも訊けず、とにかく隠された靴を探すことにした

どこだろう、どこにあるのだろう

玄関の掃除用具入れの中を探したり、教室に戻ってロッカーを開けてみたり、体育館の下駄箱を探してみたり、はたまた捨てられたんじゃないかとゴミ箱や焼却炉のなかを探してみるも見つからなかった

どこに隠されているのだろう

隠したちょうの本人はもう帰ってしまったし

途方に暮れていると、突然LINEの着信音が鳴り響いた


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