恋の禁断症状

「もう充分満足しましたか?」

「まだまだ足りないねぇ、これからじゃん?メインは着替えることだから」

艶っぽく目を細めて待ちきれない態度をみせた

「なぁ、もたもたすんなよ?それとも俺に手伝って欲しいわけ?」

タンスに背もたれして腕を組む

「ひ、ひとりで着替えられますからっ」

緊張からか上ずった声が出た

「ちゃんと色っぽく俺に見せつけるように履けよ?」

「…そんな着替えかた分かりませんっ」


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