恋の禁断症状

内線の呼び鈴が響いたと思ったら慌ただしく保健医が保健室から飛び出て行った

飛び出る際に、用事が入ったのでしばらく保健室を留守にすることだけを告げて部屋から早急に出て行った

パタパタ上履きの音が遠ざかると同時にわたしは深い睡魔に襲われた

やっと薬が効きはじめたようだった


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