パートナー(Eijis' black world)
男は20代後半くらいで、真っ黒のスーツを着ていた。話し方からして関西人のようだった
。
「えっ?俺に言ったんですか?」
「兄さん以外に誰がおんねん。ここのコーヒーはそないな顔で飲むもんちゃうで。」
男のやけに馴れ馴れしい態度にボクはムッとして、睨みつけた。すると…
「あら?怒らしてしもたかな?悪気はなかったんや。堪忍な。」
男は意外とあっさり謝った。
「別に怒ってないですよ…」
ボクがムキになって答えると、男は一言ボソッと呟いた。
「パートナーはどこ?」
全身に鳥肌が立った。
ボクのリアクションを見て軽くほくそ笑みながら男は再び喋りだした…
「兄さん。あんたみたいな若いもんがこっちの世界覗いたらアカンわ…」
「えっ…?」
「せやから、あんたみたいな表の世界の住人が黒の世界の事に首突っ込んだらアカンって言うてんねん。」
「黒の世界?ヤクザの世界の事?」
「そんな可愛いもんちゃうで。黒の世界ちゅうのは簡単に言ったら犯罪者の世界や。しかもただの犯罪者やのうて、どいつもこいつも頭のネジが5、6本も抜けた凶悪犯罪者や。」
「あんた酔っ払ってんの?つうかあんたこそ頭のネジ、外れてんじゃね?」
。
「えっ?俺に言ったんですか?」
「兄さん以外に誰がおんねん。ここのコーヒーはそないな顔で飲むもんちゃうで。」
男のやけに馴れ馴れしい態度にボクはムッとして、睨みつけた。すると…
「あら?怒らしてしもたかな?悪気はなかったんや。堪忍な。」
男は意外とあっさり謝った。
「別に怒ってないですよ…」
ボクがムキになって答えると、男は一言ボソッと呟いた。
「パートナーはどこ?」
全身に鳥肌が立った。
ボクのリアクションを見て軽くほくそ笑みながら男は再び喋りだした…
「兄さん。あんたみたいな若いもんがこっちの世界覗いたらアカンわ…」
「えっ…?」
「せやから、あんたみたいな表の世界の住人が黒の世界の事に首突っ込んだらアカンって言うてんねん。」
「黒の世界?ヤクザの世界の事?」
「そんな可愛いもんちゃうで。黒の世界ちゅうのは簡単に言ったら犯罪者の世界や。しかもただの犯罪者やのうて、どいつもこいつも頭のネジが5、6本も抜けた凶悪犯罪者や。」
「あんた酔っ払ってんの?つうかあんたこそ頭のネジ、外れてんじゃね?」