君が教えてくれた事
初めての混浴に大満足で部屋に戻ると、既に布団が用意されていた。
部屋の入り口で、布団を見つめて立ち止まったリカ。
分かりやすくて、かわいい。
「布団でエッチ」
後ろからそう言うと、勢いよく振り返るリカ。
ニヤッと笑って、布団の上に座ると、リカも隣に座った。
緊張してんのか?
自販機で買ったペットボトルのお茶を飲みながら、落ち着かない様子のリカの頬にキスをした。
絡まった視線を、恥ずかしそうに逸らす。
唇を近づけると、ゆっくりと目を閉じた。
リカの体を引き寄せて、何度も何度もキスをする。
柔らかい唇、熱い舌、甘い声・・・
全ての感覚が、リカに集中する。
浴衣の首の部分から手を忍び込ませて、胸に触れると、ギュッと俺の浴衣を掴む。
火照った体を刺激しながら、ゆっくりと触れていく。
布団の上に寝かせたリカのトロンとした顔と、乱れた浴衣。
柔らかい体に触れながら、味わう様に全身に舌を這わせる。
走り出しそうな欲を、必死に抑えて丁寧に愛していく。
俺の指と舌の動きに合わせて、リカが甘い声を漏らす。
限界の近づいたリカの腰が浮く。
「歩太・・・もうダメ・・・来て・・・」
俺はゆっくりとリカの中に入っていく
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