君が教えてくれた事



俺は自分の父親を理解できないだろう。



幸せそうに眠る、光の寝顔を見ていると思うんだ。




こんなにかわいいのに・・・


こんなに愛しいのに・・・



こんなに大切なのに・・・





もし光が誰かに傷つけられたら、俺は絶対に許せない。


黙って見ているなんて、絶対に出来ない。





父親はどんな気持ちで俺を見ていたんだろう?



義理の母親から受けた仕打ちを、知らないはずはない。



俺を手放す時、どんな気持ちだった?



俺なら耐えられないよ。



光がいなくなるなんて・・・考えられない。




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