命の源
私達生徒会は今日1日、2×2に分かれて、各班の見回りに入る。




「私と恭子、あんたと修平に決まってたじゃん」




私は声を上げる。




今日1日、雄介とくっついてるなんてどんだけ皆の恨み買わなきゃならねぇんだよ。



考えただけで目眩がする。



「そうなんだけどさ〜
あれ」




雄介が指を指した先には仲睦まじい恭子と修平の姿。



・・お幸せに




この世の中、どんだけ恋愛ボケしてんだよ。




「行くよ、雄介。」




恨み、買ってやろうじゃん。




私はどこまでも男らしかった。
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