命の源
「夏木・・」




私達は、図書室に居た。




「ごめんなさい」




私は、開口一番に頭を下げた。




それを見た夏木が笑う。




「今更、雄介が好きだからとか言うんだろ?」




夏木は、全て分かっているようだった。




「・・その通り」




私は、夏木に何もかも見透かされてる気がして苦笑いを浮かべる。



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