命の源
「雄介・・やめようよ。んな、改まんの」




私は雄介と真面目に向き合うことから逃げようとした。




でも雄介はそれを許さなかった。




真っすぐな目で見つめられる。




「俺、優が好きだよ」




普段ふざけている雄介が真剣に繋いだ言葉に時が止まる。




心に風が吹き抜ける。




それは包まれるように暖かい風。



突然の告白に私は言葉に詰まる。




ただ心が騒ついた。




だって雄介は・・






家族だから
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