命の源
人に抱き締められるというのは不思議なもので、全てが満たされる感じがする。



孤独を癒す誰かのぬくもり。




でも私は・・




そんな不確かなもの信じない。




孤独でも一人で立って生きていかなきゃ。




でないと・・




誰も守れない。




私は、誰かに守って貰いたいんじゃない。




誰かを守れる位、強くなりたかったんだ。




だから雄介の優しい言葉にこんなことしか言えなかったんだ。
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