命の源
その騒音に私は、教科書から顔を上げ、視線を向けた。




丁度、雄介が私の方に顔を向けていたので視線がぶつかる。




目が合う二人。




何故か私に向かって指を指す雄介。




・・何だ?




私はその意図が理解出来ず首を傾げる。




「ゆ〜、俺がお前の人生全力で守ってやんかんな」




・・・はぁ?




教室中に沸き起こる悲鳴。



雄介の言葉から受けた衝撃とその爆音の悲鳴に私は、ぶっ倒れそうだった。





雄介、あんたそんなキャラだったっけ?




たぶん勉強のし過ぎで壊れちゃったんだね。
< 80 / 195 >

この作品をシェア

pagetop