空のギター
ファルセットを使ったフェイクで、歌の終わりまで手を抜かないボーカル二人。SetsunaとKazamiは友人とカラオケに行く時も、裏声を駆使してみんなを盛り上げているのだろう。演奏が終わり、ボーカル同士が顔を見合わせる。
「上出来!俺らなかなかやるじゃーん!!」
「アハハ!確かに頑張ったよね。」
ハイタッチを交わす二人。彼らがKouya・Hiro・Raiseiとも両手を合わせると、女子生徒達がキャーキャーと騒ぎ出した。
「……ありがとうございましたー!!卒業おめでとうございまーす!!」
手を振りながら、ステージを去る五人。学校を後にする彼らに、人々は盛大な拍手を贈る。いつの間にか撮影に来ていた報道陣達のカメラにも手を振って、Quintetはバスで事務所へ戻った。
「──めちゃくちゃ楽しかったねーっ!早くまたライブやりたいなぁ!!」
紘が興奮した声を出すと、みんなが頷く。自分達も観客も大いに盛り上がっていたので、とても気持ちが良かったのだろう。そんな時、雪那がふと、四人の方をジッと見つめてきた。
「上出来!俺らなかなかやるじゃーん!!」
「アハハ!確かに頑張ったよね。」
ハイタッチを交わす二人。彼らがKouya・Hiro・Raiseiとも両手を合わせると、女子生徒達がキャーキャーと騒ぎ出した。
「……ありがとうございましたー!!卒業おめでとうございまーす!!」
手を振りながら、ステージを去る五人。学校を後にする彼らに、人々は盛大な拍手を贈る。いつの間にか撮影に来ていた報道陣達のカメラにも手を振って、Quintetはバスで事務所へ戻った。
「──めちゃくちゃ楽しかったねーっ!早くまたライブやりたいなぁ!!」
紘が興奮した声を出すと、みんなが頷く。自分達も観客も大いに盛り上がっていたので、とても気持ちが良かったのだろう。そんな時、雪那がふと、四人の方をジッと見つめてきた。