空のギター
観客もDJの言葉に納得しているので、Setsunaは「ほら!不仲説なんて出ない出ない!!」と笑う。Kouyaが「……なら良かった」と答えると、「ウチのリーダーは心配性なんです」と言ったKazamiから柔らかな笑みがこぼれた。
「ところでHiro君は何型なの?」
「俺ですか?俺はABで~す!」
「やっぱり?何かそんな気がしてたんだよね!」
「……ちょっとそれどういう意味ですか?俺が変人ってことですか!?」
本気で反抗するHiroを見て、メンバーや客達も盛大に笑う。困ったDJは「いやいや、何か色んな物に目移りしてた気がしたからだよ。AB型ってAとBの血が入ってるから忙しそうだよね!」と慌てて誤解を解きにかかった。
「……なーんだ!そういうことか!!確かに俺、落ち着きがないって言われるんですよねぇ。特にウチのリーダーから!」
Hiroはそう言うと、さっきまでの怒りが嘘のようにワハハと笑った。Kouyaを始めとするメンバーは、彼のあまりの態度の変化にまだ少し慣れていないらしく、小さく苦笑いしていた。しかしその目は、とても温かくて優しかった。
「ところでHiro君は何型なの?」
「俺ですか?俺はABで~す!」
「やっぱり?何かそんな気がしてたんだよね!」
「……ちょっとそれどういう意味ですか?俺が変人ってことですか!?」
本気で反抗するHiroを見て、メンバーや客達も盛大に笑う。困ったDJは「いやいや、何か色んな物に目移りしてた気がしたからだよ。AB型ってAとBの血が入ってるから忙しそうだよね!」と慌てて誤解を解きにかかった。
「……なーんだ!そういうことか!!確かに俺、落ち着きがないって言われるんですよねぇ。特にウチのリーダーから!」
Hiroはそう言うと、さっきまでの怒りが嘘のようにワハハと笑った。Kouyaを始めとするメンバーは、彼のあまりの態度の変化にまだ少し慣れていないらしく、小さく苦笑いしていた。しかしその目は、とても温かくて優しかった。