空のギター
「一番印象深かったのは体育祭ですね。クラスの団結力を凄く感じましたし。
近い内に一度地元に帰るんですけど、みんなが焼肉屋での激励会を企画してくれてるんで、今から楽しみで仕方ないです!みんなの期待に応えるためにも、これから頑張ろうと思ってます!」
嬉しそうに言うKazami。その場に居合わせた全ての人が笑顔になった。DJは満足げに、「よーし!じゃあ他の四人にも聞いてみよう!!」と大きく叫んだ。
「まずはRaisei君とSetsuna君!二人は同じ学校なんだよね?」
DJの台詞に、事実を知らなかったファンから驚きの声が上がると、既知していたファンは得意そうな表情を見せる。SetsunaとRaiseiは、顔を見合わせてクスリと笑った。
「はい、実は同じ学校なんですよー。Raiseiはあれじゃない?去年のマラソン大会で三位になったこと!」
「あぁ、それもあるな。でも、先輩に睨まれたからあんま良い思い出ではないかも……」
Raiseiが言うと、色んな所から苦笑が聞こえる。彼は気を取り直して、「学校の友達と組んでるダンスユニットで初めて路上ライブした日のことは、よく覚えてます」と答えた。
近い内に一度地元に帰るんですけど、みんなが焼肉屋での激励会を企画してくれてるんで、今から楽しみで仕方ないです!みんなの期待に応えるためにも、これから頑張ろうと思ってます!」
嬉しそうに言うKazami。その場に居合わせた全ての人が笑顔になった。DJは満足げに、「よーし!じゃあ他の四人にも聞いてみよう!!」と大きく叫んだ。
「まずはRaisei君とSetsuna君!二人は同じ学校なんだよね?」
DJの台詞に、事実を知らなかったファンから驚きの声が上がると、既知していたファンは得意そうな表情を見せる。SetsunaとRaiseiは、顔を見合わせてクスリと笑った。
「はい、実は同じ学校なんですよー。Raiseiはあれじゃない?去年のマラソン大会で三位になったこと!」
「あぁ、それもあるな。でも、先輩に睨まれたからあんま良い思い出ではないかも……」
Raiseiが言うと、色んな所から苦笑が聞こえる。彼は気を取り直して、「学校の友達と組んでるダンスユニットで初めて路上ライブした日のことは、よく覚えてます」と答えた。