大好きな君の隣で
夏の出会い
ジリジリジリ...
今日も、目覚まし時計のめざわりな音に耳が反応している。
私の名前は、枢木 奏良(くるるぎ そら)
高校一年生で、毎日幸せな日々をまったりとすごしております。
部活は、陸上。
頭のほうは、結構いいほうだといっていいだろう。
今日は、夏休みが明けて始業式。
ただ、恒例行事などは他の高校とはあまり変わらないのだが、うちの高校はなぜかちょっと変わっていて、スクエア制というものが設置されている。
3年1組、2年1組、1年1組と1組が固まっているのが、「星スクエア」
3年2組、2年2組、1年2組と2組が固まっているのが、「空スクエア」
3年3組、2年3組、1年3組と3組が固まっているのが、「花スクエア」
と、こんな感じで3個のスクエアがある。
校長先生はよくここまで思いついたものだといつも尊敬してしまう。
そんなことを思いながら、カバンを持ち玄関に向かう
茶色のローファーをはいて、身だしなみをチェック。
そして、思い切りドアを開ける。
久しぶりの学校だから、ちょっとウキウキ。
夏休みは、宿題が多すぎて、あんまり友達と遊べなかったからなぁ...
今日は沢山しゃべらなきゃ!!!
「そ~ら!!!おはよ~。おひさ~!!」
「お~お~。朝から元気いいねぇ...」
この朝っぱらから元気がいいのが、私の親友。伊集院 桜(いじゅういん さくら)
彼女は、はっきりいうと頭が悪いとおもう...
確か、この子...こないだの数学15点だったような...
ちなみに、彼女の部活はテニス部。
頭とは違って、一年生の中で一番テニスがうまいといわれている超大物!!
「なになに~?奏良は元気がないのか~?私は、元気いっぱいだよ!!」
「だって、始業式だよ??そのあとは、普通に授業があるし...だるすぎでしょ!!」
「おお~その反応だとしらないみたいだね...」
「え?何かいいことでもあるの?」
「え~そりゃあるよ!!昨日、LINEのうちのクラスのグループで隣のクラスに転校生がくるらしいって!!」
「へぇ~...女子??」
「ううん、男子っていってたよ!!しかもね、それがめっちゃイケメンらしいの!!」
「へぇ~...」
「ちょっと、ちょっと、奏良!!イケメンだよ?ほんとに奏良って恋愛に興味ないよね~」
「う...。まぁ...。実は初恋もまだなんだよねぇ...別に恋愛なんてしなくても生きていけるんじゃないのかってね~(笑)」
「へぇ~...奏良は頭もいいし、顔だってそこらへんにいるただ可愛いって子じゃなくて、超絶可愛いモデルさんみたいな顔してるのに~...」
「モデルなんて...桜、それはほめすぎ!!(笑)」
あれこれ話をしているうちにいつのまにか学校の校門まできていた。
今日も、目覚まし時計のめざわりな音に耳が反応している。
私の名前は、枢木 奏良(くるるぎ そら)
高校一年生で、毎日幸せな日々をまったりとすごしております。
部活は、陸上。
頭のほうは、結構いいほうだといっていいだろう。
今日は、夏休みが明けて始業式。
ただ、恒例行事などは他の高校とはあまり変わらないのだが、うちの高校はなぜかちょっと変わっていて、スクエア制というものが設置されている。
3年1組、2年1組、1年1組と1組が固まっているのが、「星スクエア」
3年2組、2年2組、1年2組と2組が固まっているのが、「空スクエア」
3年3組、2年3組、1年3組と3組が固まっているのが、「花スクエア」
と、こんな感じで3個のスクエアがある。
校長先生はよくここまで思いついたものだといつも尊敬してしまう。
そんなことを思いながら、カバンを持ち玄関に向かう
茶色のローファーをはいて、身だしなみをチェック。
そして、思い切りドアを開ける。
久しぶりの学校だから、ちょっとウキウキ。
夏休みは、宿題が多すぎて、あんまり友達と遊べなかったからなぁ...
今日は沢山しゃべらなきゃ!!!
「そ~ら!!!おはよ~。おひさ~!!」
「お~お~。朝から元気いいねぇ...」
この朝っぱらから元気がいいのが、私の親友。伊集院 桜(いじゅういん さくら)
彼女は、はっきりいうと頭が悪いとおもう...
確か、この子...こないだの数学15点だったような...
ちなみに、彼女の部活はテニス部。
頭とは違って、一年生の中で一番テニスがうまいといわれている超大物!!
「なになに~?奏良は元気がないのか~?私は、元気いっぱいだよ!!」
「だって、始業式だよ??そのあとは、普通に授業があるし...だるすぎでしょ!!」
「おお~その反応だとしらないみたいだね...」
「え?何かいいことでもあるの?」
「え~そりゃあるよ!!昨日、LINEのうちのクラスのグループで隣のクラスに転校生がくるらしいって!!」
「へぇ~...女子??」
「ううん、男子っていってたよ!!しかもね、それがめっちゃイケメンらしいの!!」
「へぇ~...」
「ちょっと、ちょっと、奏良!!イケメンだよ?ほんとに奏良って恋愛に興味ないよね~」
「う...。まぁ...。実は初恋もまだなんだよねぇ...別に恋愛なんてしなくても生きていけるんじゃないのかってね~(笑)」
「へぇ~...奏良は頭もいいし、顔だってそこらへんにいるただ可愛いって子じゃなくて、超絶可愛いモデルさんみたいな顔してるのに~...」
「モデルなんて...桜、それはほめすぎ!!(笑)」
あれこれ話をしているうちにいつのまにか学校の校門まできていた。