Blue Bird
想いと現実
「いらっしゃいませ。RIONにようこそ」
以前のようにスーツにヒールで向かったのは例のRION。
「今日はどなたのご指名ですか?大翔でよろしいですか?」
ここに来るのが二度目だとわかったらしい。いつかのオーナーが大翔の名前を出してくる。
けれど私は首を振った。
「いえ。今日は瞹くんをお願いします」
「かしこまりました」
頭を下げて席へと案内してくれた。
以前のようにスーツにヒールで向かったのは例のRION。
「今日はどなたのご指名ですか?大翔でよろしいですか?」
ここに来るのが二度目だとわかったらしい。いつかのオーナーが大翔の名前を出してくる。
けれど私は首を振った。
「いえ。今日は瞹くんをお願いします」
「かしこまりました」
頭を下げて席へと案内してくれた。