Blue Bird
「知らないけど、私たちが止めに行ってから続いたんじゃないかな。だってナイフをもってるのみたときはもう私たちの側にいたし」

もしかしたら誰もみていないのかもしれない。兄が犯行する瞬間を。空白の時間が存在するとしたら…。


「あのさ、陸はどうなるの?」


考え事をしているといつの間にか興味津々な様子で私に言う優奈さん。



「まだ今の段階では答えかねます…」

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